ここではゲームデザインについて大まかに説明します。

ゲームデザインの目的

一般に、ゲームデザインとは、視覚的なデザインをはじめ、ゲームのシステムやルール、内容を設計する行為そのものを指します。「デザイン」には「設計」という意味合いがあります。

ここで、具体的には、コンセプトやカテゴリ、ゲームのプレイ方法、決まり事、特典、報酬などを体系化します。基本的に、グラフィックアート、ゲーム機構、音響、物語などと組み合わせながら設計を行います。その際、複数の部署、技術者と連携しながら擦り合わせていく必要があります。

ゲームデザインにおいて重要なことは、ある制約に従いつつゲームを作り上げることです。コンテンツ制作にはある種の制約が付き物です。制約については、企業、さらにはゲームにより異なります。具体例として、主に以下のようなものがあります。

ゲームデザインにおける制約

対象者の制約…原則として、ターゲットとしているプレイヤー層に響くコンテンツが求められる。その年代や性別、趣味趣向にあった作りになっているかどうか。

技術的な制約…技術的に制作可能、もしくは再現可能なコンテンツであるかどうか。

倫理的な制約…倫理的問題に触れていないかどうか。社会と整合性のあるコンテンツかどうか。

政治的な制約…政治的状況に配慮しているかどうか。

制作における制約…対象ハードにあったソフトを作る必要がある。制作過程において問題に対処したり、あるいは変更を加えたりすることができるかどうか。

なお、倫理的、政治的な制約については、企業により異なります。